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STORY / 2026.10.24

創業5周年。芋福堂が生まれるまで。

2021年9月、群馬県太田市。小さな焼き芋専門店として、芋福堂はスタートしました。今では全国各地の催事やイベントに出店し、埼玉県川越市にも店舗を構えるようになりましたが、実は焼き芋屋を始めたきっかけは、決して順風満帆なものではありませんでした。

コロナ禍で迎えた、大きな転機。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大によって、それまで続けていた事業の継続が難しくなりました。何か新しい事業を考えなければ、生きていけない。そんな切実な状況の中で、新たな事業を模索する日々が始まりました。

きっかけは、品川やきいもテラス。

その少し前の2020年1月。東京・品川シーズンテラスで開催されていた品川やきいもテラスに、ひとりのお客さんとして遊びに行ったことがありました。そこで目にしたのは、焼き芋を求めて集まる大勢の人たちと、会場いっぱいに広がる熱気。焼き芋という昔ながらの食べ物に、これほど多くの人が夢中になっている。その光景に圧倒されると同時に、自分も焼き芋屋をやってみたいという気持ちが芽生えました。その後、コロナ禍で新たな事業を模索する中で、あの日感じた焼き芋の可能性が、再び大きな意味を持つようになりました。

群馬県太田市で、焼き芋専門店を始める。

当時の群馬県では、焼き芋を専門に扱うお店はまだ珍しい存在でした。だからこそ、焼き芋の専門店として挑戦してみたい。そう考え、2021年9月、群馬県太田市で芋福堂を創業しました。コロナ禍という厳しい時代に踏み出した新たな一歩。その始まりには、事業を続けていくための切実な思いと、焼き芋の可能性を信じてみたいという気持ちがありました。

あの日から約4年。今度は焼き芋を届ける側に。

そして、2020年1月から約4年後の2024年3月。芋福堂は品川やきいもテラスに出店することになりました。ひとりのお客さんとして訪れ、その熱気に圧倒された場所。まさか4年後、自分が焼き芋屋として同じ場所に立つことになるとは、当時は思ってもいませんでした。あの日は焼き芋を買う側だった自分が、今度は焼き芋を届ける側になっている。人生、何があるか分からないものです。

そして、これからも。

2026年9月、芋福堂は創業5周年を迎えました。群馬県太田市で始まった焼き芋専門店は、全国各地のイベントや百貨店催事へと活動の場を広げ、現在は小江戸川越にも店舗を構えています。

そして、芋福堂が新たな拠点として選んだのが、さつまいも文化が根付く街・川越でした。なぜ群馬県太田市で創業した芋福堂が、川越に店舗を構えることになったのか。そのきっかけや想いについては、また別の機会にお話しできればと思います。それでも、始まりの気持ちは変わりません。焼き芋という昔ながらの食べ物の魅力を、もっと多くの人に届けたい。これからも芋福堂は、焼き芋の新しい可能性を追いかけていきます。

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